千葉県の花き生産者が、切り花、観葉、鉢花、鉢植木、お客様に喜ばれる花と緑を提供

20090123ちば鉢物流通研究会設立総会

ちば鉢物流通研究会設立総会記念講演会

 平成21年1月23日 千葉県文化会館聖賢堂
「ちば鉢物流通研究会」設立総会記念講演
 
「時代を読む、花き産業のこれから」   安藤教授
    (安藤先生のお話から  文責は、当HP管理人です) 

文化なくして産業なし−現在の花き業界が伸び悩んでいるのは花文化が衰退しているから
  花文化とは何か−花を使う行動様式 
  行動様式を豊かにするにはー花文化を教えて上げる→情報発信・宣伝が必要

花文化が衰退している原因は何か
 ?農業に宣伝なしー文化を教えてあげる→情報発信又は宣伝という行為がされていない
  米ー食べて当たり前でほっておかれた(米あまり) 
  パンー戦後アメリカのパン食消費拡大など、バラエティーも豊富に教育宣伝がされてきた(パン食拡大)
 ?日本の花流通は、消費地市場(商人による)でのセリ取引で成り立ってきた
  他国の例 オランダ 生産地市場でセリ取引(欧州の花価格の建値市場として君臨)
       デンマーク 生産地市場で相対取引(デリバリー技術の高度化で鉢物を中心に発展)
       アメリカ  消費地市場で相対取引(衰退)
  日本の花業界は、このままでいくとアメリカのように衰退する?
  オランダ、デンマークでは、消費が落ち込むと積極的に広告宣伝活動を打ってきた。
  消費地市場のデメリットー宣伝ができない。市場に商品を出荷する産地が競合し、特定の産地品目だけえこひいきできない。
    メリットー買参人が商品があつまるところにいるので、現物を見てその場で買ってもらえる。
    だから積極的な宣伝もする必要がなかった。 
  生産地にイニシアチブをもたないと「花文化」は宣伝できない

これからやるべきこと
  ?1/1000構想 
   花の市場取引価格の1/1000(年間5000億円なら5億円)を広告専門家(代理店と言われる人たち)へ、毎年投資する。
   全国ばらばらにしないで、まとめて、毎年続けることが大事
  ?生産者が花文化を伝えることにイニシアチブをとること
   今の市場では、メッセージが伝わらない。もっと直接やる。
  ?脱東京
   これからは、中距離産地の時代。近いところは後回し、遠いところで成功すれば近くは楽にできる。
   日本一のリンドウ産地、岩手県安代は人口6500人で全国シェアーの80%を誇る。当初からずっと大阪に出し続けた。なぜか?遠いところ(大阪)を制すれば、近い東京はもっと楽に制することができる。
   千葉県は、東京から近すぎであまりに便利。遠くを狙わないと団結できない。
   集結できる「野心」が必要。何だろう。たぶんこれから悩むだろうな・・・・
 
花文化を伝えるしくみを作り上げること
   消費地市場が構造疲労ー今元気なのは市場外流通組 なぜ?
    市場外流通組は、3つの流れを1人で何もかもやる 
      デメリット 商流(決済機能を各自が管理するのは大変)、物流(宅配便 割高)
      メリット 情報流(文化を発信する)この機能ができることが今優位になっている
      例)「私のお庭はコリウスガーデン」 BtoC
 
今の流通体制で、自分のビジネスを大きくできるのか(花文化を伝えるしくみを作れるのか)?
 
作るだけでは売れる時代は終わった。マーケティングの時代がはじまった
 マーケッティングとは何かー生産者から消費者への商品の流れがスムーズにするための生産者の努力
 
継続的に、発展する産地になるため何が必要か
 産地は移動するー キーパーソン+5人の助っ人がいれば産地は一度は伸びる。でも人だけに依存しているとその人の老化とともに産地は衰退する 
 移動しない産地になるためには、 キーパーソン + インフラ整備(産業内基盤の整備)
   農業はインフラ整備を政府や行政へまかせっきり。他人任せ。

自分達でインフラを整備できるか 人を集める「野心」を燃やせるキーワードを掲げられるか!
そのために、今皆さんの研究会が立ち上がった。
未来の後継者たちが、産地として続けていけるインフラを残せるか?千葉県の正念場。覚悟はありますか?期待しています。

A toda,hay soluciom, menos muerte.

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